育毛の失敗を「商品のせい、メーカーのせい、販売者のせい」にしている限り、
また、「効く育毛商品探し」「プラス効果を追いかける育毛」をしている限り、失敗を繰り返す可能性が。
ここは冷静に「失敗例から導き出される育毛」を学ぶべきです。
育毛の理論や情報も10年前より格段に進歩し、商品は10年前より確実に進化しています。
なのに、なぜ?
髪の悩み相談は「10年前の640%も増加」しているのか?
これを冷静に考えることで「失敗を少なくする」ことにつながります。
30代といえば若さの絶頂期のはずです。
なのに「髪の老化=薄毛や白髪」が20代の3倍も急増するなんて!!
左の表をよく観察すると、
10代で頭皮に炎症やかゆみのある人が多いし、
20代で髪にうねりが出てきた、ハリ・コシがなくなった
(薄毛や白髪の予備軍)の人が増えています。
育毛情報や育毛商品も進化しているのに、なぜ?
50年以上も前、わたしが毛髪の勉強をしていたときに教わったのは、
日本人の髪の太さは、いまより太かった(太くて黒くツヤがあった)
女性の薄毛は非常に少なく珍しい例として研究課題だった
つまり、昔より体格や体型だけでなく、細胞組織にも変化しており、いままでの常識や育毛理論が当てはまらないことが多いのです。
つまり「昔の常識、いまは非常識」の育毛知識や情報、とくに都市伝説的な育毛情報がネットには氾濫しています。
なにごとも「作用と副作用」があります。
たとえば「発酵と腐敗」がそうで、人間にプラス面では発酵といい、マイナスなら腐敗といっています。
薬の効き目も同じで「プラス面とマイナスの比率」と考え、マイナスを少なくするために「用法・用量」が規定されているのです。
そして、いまの商品は「医薬品に近い効果が得られる」商品も多いので、
本人の体質、症状、進行度などに適した使い方が要求され、適さない商品選びや使い方による副作用、マイナスも大きいのです。
「薄毛によく効く」といわれる育毛商品でも、
「あなたの薄毛に効く」育毛商品でなければ。そして、
「あなたの薄毛に効く使い方」をしなければ。
本人の体質や症状に適した商品の選び方と使い方を適していないため、かえって進行させたりもこじらせ悪化させるケースの相談が多いのです。
体に悪い「三白」という言葉があり、白米、塩、砂糖があげられます。
つまり、どちら側から評価するかで、健康には必要な成分だし、摂り方によっては悪いと評価されます。
シャンプーも同じです。
必要だし有効だが、選び方や使い方により「悪者にもなっている」のです。
別ページに記述したデータ、「30代で薄毛、白髪が急増する原因」の1つがシャンプーなのです。
「やさしいシャンプーで、ていねいに洗えばいい」としてシャンプー意識やシャンプー習慣が、若くして薄毛や白髪で悩む原因となっているのです。
じぶんの髪だけでなく、頭皮にも適したシャンプー選びと、
じぶんの髪や頭皮の状態に適した洗い方をする
じぶんの体質や年齢に適したシャンプー習慣、ヘアケア習慣をする
髪だけのために、じぶん好みのシャンプーを選び、モクモク泡立て、毎日シャンプーする習慣が薄毛や若白髪、髪の虎プル人口を増やしているのです。
30代で薄毛、若白髪、 まだあと60年近くもある人生なのに、
ずっと薄毛を気にしたり、白髪染めする人生となるのです。
ちょっとシャンプー意識を変えるだけで防げたのに。
皮膚は左の図のようになっています。(頭皮も同じ)
でも、それをもっと細かく「細胞単位」でみると、個人差が大きいし、変化も見られ、
理論通りの育毛では限界がある(効かない)のです。
つまり、本人の個体差、変化率を考慮しないヘアケアや育毛は、改善率が低いし、悪化の可能性も大きいのです。
だから、育毛の前に、将来のヘアケアのために
画像解析診断で、髪と頭皮の状態、現れている症状、進行度、老化傾向などをデータ化しておき、それを元に「Myヘアケアレシピ」を作成して、
必要な商品選びと、使い方を組み立てるべきです。
元気塾では「画像解析診断を専門にする部屋」があり、多くのかたに利用してもらっています。(くわしいことは ここをクリックして)
まず理論育毛と臨床育毛の違いから。
試験室で実験した結果から導きだされた結果を元に組み立てられた「理論育毛」と、実際の薄毛の頭皮から得られた結果を元にした「臨床育毛」は、大きく違うこともあり、実験では効果有りだったが、実際に使うとそれほど効果が見られないケースは多い。
もう1つ「商品の効果を元に、商品を使っても育毛」があり、商品を使わせることを目的とした育毛があり、「商業育毛」として区別している。
ネットなどに掲載されている文章が、この3つのうち、どれなのかを区別して読まなければ、「育毛に失敗」することも。
慢性的な症状でね原因がいくつも重なり合って発症し進行している薄毛の改善には、専門家のアドバイスや協力が必要です。
でも、
そう、次のような専門家がいて、迷ってしまいます。
臨床施術の専門家、理論畑の専門家、商品販売の専門家、にわか専門家、成りすまし専門家
「知っている」ということと「治す」事は違うし、「治し方を知っている」ことと「治す」ことも違います。
また、「育毛の知識」と「薄毛を治すための知識」は違うのです。
あなたに必要なのは、
「育毛の知識」や「薄毛に効く商品」ではなく、
「あなたの薄毛を治すための知識」と「あなたの薄毛を治すための商品」です。
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